
三菱重工のラグビーチーム【ダイナボアーズ】公式サイト内で、女性ファンを増やすためのコンテンツ、
「初めてのラグビー観戦ガイドページ」の企画・制作を担当させていただきました。
ラグビーは、熱いスポーツ。
でも「ちょっとルールが難しそう」「初心者には敷居が高いかも」
そんな印象を持っている女性も、実は少なくありません。
だからこそ今回のテーマは、
“ラグビーに興味のない女性たちに、楽しそう、行ってみたい、と思ってもらう”
この一点に絞り、コンテンツを設計しました。

女性誌のようなオシャレな世界観を作る
まず考えたのは、世界観づくり。
女性に届くコンテンツに必要なのは、
- ぱっと目を引くビジュアル
- わかりやすく、軽やかな言葉
- 初めてでも「これなら行けるかも」と思えるストーリー
サイトデザインは、女性誌のようなオシャレなテイストに。
手書き風フォント、やわらかな色づかい、アイキャッチになるイラストを散りばめ、
見た瞬間に「なんだか可愛い」「楽しそう!」と感じてもらえる設計を目指しました。
さらに、
- イケメン選手たちの「普段と練習中のギャップ」紹介
- 試合開始までの過ごし方ガイド
- 初めての人向けQ&Aコーナー
など、女性たちが本当に知りたい情報を、親しみやすい形で盛り込みました。
ポイントは常に、
“もし自分が初めて行く立場だったら、どんな情報がほしい?”
という読み手の気持ちを想像すること。
コンテンツ制作に共通する、たった一つのこと。
どんな媒体でも、どんなターゲットでも、
やるべきことは変わりません。
それは、「誰に、何を、どんな気持ちで届けるか」を、どこまでも真剣に考え抜くこと。
女性向けコンテンツを作るとき、特に大事なのは、
ビジュアルが作り出す空気感。
どんな世界に連れて行きたいのか。その世界観が、感情に届くかどうか。
今回のガイドページでは、公開後、
担当の男性広報の方から「女性社員から“可愛いですね!”と褒められた」と、嬉しい声もいただきました。
伝えたいことを、きちんと“届く形”に変える。
それが、私のコンテンツ作りの一番の軸です。
▼サイトはこちら
https://dynaboars.jp/2023-2024/howto/
▼YouTubeショートでもご紹介&解説しています。
https://youtube.com/shorts/qRI3p-IPYHk
・感性に見えて、論理がある。
・共感に見えて、構造がある。
それが「女性に響く」本当の理由。
「女性に売りたい」「女性に届けたい」すべての人へ届きますように!
この事例を含め、6月8日発売の新刊
『女性に売れる言葉とデザイン』では、
感性を届けるための企画・編集・コンテンツ設計術をまとめています。
女性の心に届くコンテンツをつくりたいすべての人へ、
ぜひ読んでいただきたい一冊です!