【横浜ランドマーク30周年 デジタルスタンプラリー事例】女性の心に寄り添うコンテンツ設計

横浜ランドマークプラザ30周年キャンペーンの一環として、
「横浜全体を周遊し、街全体を盛り上げる」というテーマをいただきました。

ランドマークタワーを中心に、みなとみらいエリアと、元町・山手エリアを巡りながら、
横浜の街を楽しんでもらう。

特に今回は、「女性を誘致したい」というご要望もありました。

そこで提案したのが、
デジタルスタンプラリー企画。ただスタンプを集めるだけでなく、
女性の“気分やシチュエーション”に寄り添ったモデルコースを提案することにこだわりました。

女性は同じ街でも、気分によって歩きたいルートも違う

女性の外出体験は、一律ではありません。

一人でじっくり街歩きを楽しみたい日、
友達とカジュアルに回りたい日、
母親とゆったり過ごしたい日…。

同じ街でも、気分によって歩きたいルートも立ち寄りたい店も、かけたい時間も違う。

そこで今回は、

  • 3タイプの女性像(ソロ、友達、親子)に分けたモデルコース設計
  • それぞれの女性像を表現したオリジナルイラスト制作
  • 色使い、アイコンデザイン、コピーライティングすべてを“女性の感性”基準で設計

を徹底しました。

加えて、スタンプラリーシステムそのものも工夫しています。
デジタルスタンプラリーは、地方自治体や大型商業施設でも人気の企画。
たくさんのお店を紹介できる仕組みを持ち、
参加者がQRコードを読み込みながら次々に周遊できる設計に。

さらに、押したスタンプごとにお店の詳細情報が見られるなど、
街歩きと発見を自然に楽しめる導線作りを意識しました。もちろん、スタンプアイコンやインターフェースのデザインも、
「可愛い!」「もっと押したくなる!」を感じてもらえるよう、
女性目線で設計・デザインしています。

心に届くコンテンツは、繊細さから生まれる

女性向けコンテンツ制作で痛感するのは、
「ほんの少しのズレ」が、心を遠ざけてしまうということ。

デザイン、コピー、色使い、世界観…。
どれか一つでも「私とは違う」と感じた瞬間、離れてしまう。

だからこそ、
言葉も、ビジュアルも、世界観も、すべて「あなたの気持ち」に寄り添う設計が必要です。

私たちは、単なるスタンプラリー提案だけでなく、

  • 女性に喜ばれるビジュアル表現
  • 周遊プラン設計
  • モデルコース開発
  • コンセプトメイキング

まで一貫してご提案しています。

「どう見せたら、歩きたくなるか?」
「どんな言葉なら、行きたくなるか?」
そんな視点を持って、街と人をつなぐ設計をしています。

今回のスタンプラリーで、
横浜の街を歩きながら、
ふと「いいな」と感じたり、
誰かと一緒に「また来たいね」と笑いあったり、
そんな小さな思い出が、
ひとつでも多く生まれていたら嬉しい。

コンテンツとは、
体験と心をつなぐ、静かな橋だと思っています。

これからも、そんな橋をひとつひとつ、ていねいに架けていきたいです。

▼サイトはこちら
https://www.yokohama-landmark.jp/stamprally2023/

・感性に見えて、論理がある。
・共感に見えて、構造がある。

それが「女性に響く」本当の理由。



「女性に売りたい」「女性に届けたい」すべての人へ届きますように!


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