言葉は“夢を叶えるスイッチ”

先日ご一緒させていただいたイベントで、サンクチュアリ出版 副社長の金子仁哉さんとお話しする機会がありました。
サンクチュアリ出版といえば「本を読まない人のための出版社」として有名ですが、年間に丁寧に12冊の本を作り続けている出版社。

金子さんは「本を作るのが大好きなんです」とおっしゃっていて、その言葉がとても印象に残りました。

「例えば、この泪橋という珍しい名前の場所、これをテーマに本を作ることができるし、どんな構成にしたらいいかなと考えられる。例えば、この水をテーマにした本も作れる。」と金子さん。

セミナーの中で、本を作ることの面白さ、自由さを語っていらっしゃったのがとても印象的でした。
私も出版社に数社、社員で働いていましたが、こんな自由な上司なかなかいないよねって、とても刺激を受けました。

人生をゲーム感覚で捉える金子仁哉さん

金子さんは、なんとNYに拠点を置かれ、アメリカ、シンガポールなどでも多数の事業を展開されているそうです。しかもその理由がすごい。
「日本だとある程度のできてきていて、面白くなくなってきたんだもん。一からやりたくてと。」

これを聞いたときに「この人はすごい」と心の中でうなりました。

きっと人生を“ゲーム感覚”で捉えているんだなと。
そして、それこそが金子さんの成功のポイントなんだと強く感じました。

もし私が金子さんを切り口に企画を作るなら、

『人生は一度きりのゲーム 金子仁哉流 人生攻略術』

あのドラゴンクエストの攻略本が流行ったときのように、人生を「攻略」する視点でまとめると面白いんじゃないか、と。
金子さんのお話を聞きながら、そんな企画イメージがどんどん浮かんできました。

左から私橋本夏子・サンクチュアリ出版金子副社長・全盲講演家野村和明さん・主催者宮崎愛伎代さん

企画作りは編集者の醍醐味

そして、私も第二部のパートで、「相手の届く伝え方」ということで金子さんと一緒にお話しさせていただきましたが、私は企画作りが大好きなんです。

人に出会えば、この人はどんな人なのかな?
この人の魅力ってどこにあるんだろう?何を伝えたいのかな?

なんて、好奇心が湧き出てきて、この人の魅力を世の中に届けるにはどんな切り口で魅せたらいいのかな?なんていうコピーがいいのかな?なんて、延々に考えられます。
もうこれは編集者の醍醐味、天職だなと思います。

自分のコンプレックスは他の人から見たら共感ポイントになったりする。


「人には人それぞれの良さがあるし、どこを良いと思うかもまた、受け手次第」だと思うんです。

だから、「自分ではここはコンプレックスというところも他の人から見たら共感ポイント」になったりする。
例えば、私が女性誌のPopteenを作っていたとき、
今有名な益若つばさちゃんがまだ読者モデルだった頃。
彼女は身長が153センチくらいで小柄だった。でもモデルになりたいと強く話していました。まさに夢を語ってたんですよね。
 
でも、編集の私たちからすると、ファッションモデルは最低でも163くらいは欲しかったんです。だから最初はファッションの企画には呼ばなかったんです。
でも私服スナップ企画はたくさんのおしゃれな子を登場させたいので、お声がけすると、つばさちゃんの私服コーディネートがすごくよかったと、読者からの反応がすごかったんです。
 
ミニ子でも、おしゃれにスタイルよく見せる方法、が同じような身長が小柄な子たちから、すごくウケて大人気に!
編集部が逆に、ファッション企画でもつばさちゃん呼ぼうと方針転換をしたんですよね。
私も身長が低いから、おしゃれが無理だと思ってたという子達に希望となって、大人たちを動かしたというわけです。


そして、もう一つ、SCawaiiの一重だったさいかちゃんは、アジアンビューティーな一重美人さん。当時はデカめブームだったので、本人的には目がコンプレックス。
でも、一重でもデカ目になれる方法で大ブレイク。
世の中の一重女子の憧れとなって、一重でも可愛く見える、モデルとして活躍している人として支持されたんです。
だから、自分のどこが良くて、どこを出すとダメなんて、ないと思うんです。

発信は「自分資産作り」


文章を書くのが苦手と思っている方も多いですが、実は全然悪くないことがほとんど。
文章を書いてお金をもらうのが目的ではなくて、自分を知ってもらうために文章にしていくので、そんなに気にする必要はないんです。

大事なのは“上手さ”ではなく、“自分が感じたこと・気づいたことを素直に出すこと”。
そこにオリジナル性が生まれて、読んでいて面白い文章になるんです。
私はこれを 「自分資産作り」 と呼んでいます。
資産というとお金をイメージしがちですが、私は 情報資産・言葉の資産 を積み重ねていきたい。
そのためにも、体験したこと・感じたことを言語化してアウトプットしていくことが大切です。
 

言葉は“夢を叶えるスイッチ”

振り返ると、本当に「言葉にすること」から夢は動き出してきました。

去年の秋、「出版したい」と公言したところから、わずか3ヶ月で出版が決まったのは、その象徴です。思考を言葉にして外に出す。それが夢を現実に変える最初の一歩。文章は“言葉の筋トレ”です。続けることで確実に強くなる。でも一人では続けにくいし、誰にも読まれないと寂しい。


だから今回、新しい場を立ち上げました。

 『夢を叶える言葉サロン』をオープン✨
このサロンは、文章を書く人・発信を続けたい人が「言葉を育てられる場所」。noteの記事でも、Voicyの原稿でも、SNSの投稿でもOK。書いたら気軽にシェアして、仲間と感想を送り合える、そんな空間をつくりました。

まだ5人くらいしかいないけど、年内に100人にしたい!毎日ひとり増えたら、100超えますね!

これも夢を叶えるために発したことです。

 私もnoteを書いたらシェアしていきますし、入ってくださった方の文章には感想コメントを届けたいと思っています。

人から自分の文章の感想をもらうのって、本当に嬉しいものなんですよね。

一緒に“言葉の筋トレ”をして、夢や想いを少しずつ現実に変えていきませんか?
投稿頻度はその人次第です。見るだけ、コメントするだけでもOK。

何回かでも一緒に続けていけたら最高です。 

気になる人はリンクを貼っておきますので、ぜひ気軽に参加してみてくださいね。

 セミナーの最後に、私も金子さんに私の本『 女性に売れる言葉とデザイン』もメッセージを書いてお渡しできました。出版してから、セミナー参加や名刺交換をするときも、本にメッセージをつけてお渡しするようにもしています。

そうすると、もう一つ記憶に残してもらえるきっかけになるんんですよね。いつか出版をしたい人も、まずは自分の思いや考えを書くこと、シェアすることからです。相手から見つけてくれるためにも発信は大事です。

まずは何事も、動くこと!第一歩からです!

これみたら今すぐ参加してね。

『夢を叶える言葉サロン』参加はここから