
こんにちは。
「女性の感性を、売れるビジネス戦略に。」
コンテンツプロデューサーの橋本夏子です。
今回、『女性に売れる言葉とデザイン』という初めての本を出版することになりました。
私はこれまで、女性誌編集者・WEB編集長・広告プロモーション企画というフィールドで、20年以上、女性向けコンテンツを作り続けてきました。
『Popteen』『NIKITA』『ar』『Ray』『SCawaii!』、WEBでは、Yahoo! JAPANグループの『TRILL』の編集長、DRESS、Reginaなどで企画制作をしてきました。
そんな私が今回、『女性に売れる言葉とデザインの法則』という本を書こうと思ったのは、単に「売れる言葉」や「バズるデザイン」のコツを伝えたいからではありません。
もっと根本的なこと。
「女性の感性を紐解き、言葉で分解して、誰でも理解できるようにする」
この技術を、たくさんの人に届けたいと思ったからです。
女性は感覚的と言われますが、実は女性が「なんか好き」「これ可愛い」と感じる背景には、ちゃんと深い理由と構造があリます。
それをきちんと読み解き、言葉とデザインに落とし込めたとき、
女性の心に響くコンテンツや商品、サービスは、初めて「売れる」ものになるのです。
◆なぜ「女性の感性を言葉にする」本が必要だったか?
ビジネスの現場では、
「女性の言う可愛いは、感覚的すぎる」
「女性の意見はロジックがない」と判断されてしまうことがありますが、実は違います。
「好き」には、ちゃんと理由がある。
「かわいい」にも、きちんと構造がある。
女性たちは、なんとなく、では動きません。
無意識に、「共感」「自分らしさ」「心地よさ」という感情を抱えながら、その感覚を言葉にする機会がないだけだったのです。
だったら。
その感性を、丁寧に言葉にして、届けよう。
その架け橋になれたらいい。
そんな思いで、この本を書き始めました。
私は、10代から50代と幅広い女性読者に向けて、月に30人以上、年間数百人のリアルな女性たちに直接取材し、「生の声」を企画に落とし込み、誌面を作ってきました。
◆Popteen・NIKITA・SCawaii! 編集時代のリアルな現場から

雑誌編集部の現場は、感性だけでは回りません。
企画・タイトル・デザイン・モデルの選び方。
すべてに、戦略が必要でした。
たとえば『Popteen』。
ターゲットはティーンの女の子たち。
「ちょっと先の私になりたい!」という夢を叶えるため、
等身大+半歩先のビジュアルと言葉を作るのがミッションでした。
タイトルだって、リアルな感情をそのまま切り取る。
「それどこの?って聞かれる服」
「カレとデートに着たい服BEST10」
読者の心に「わかる!」を届けることがすべてでした。
一方で『NIKITA』。
40〜50代のキャリア女性をターゲットに、
「モテるためのファッション」をテーマに、ストーリー仕立てで高級ブランドを紹介。
ただバッグを並べるのではなく、
「このバッグを持ったら、こんな素敵な夜が待っている」
そんな”艶ストーリー”を描きながらコンテンツを設計していました。
『SCawaii!』では、ギャル世代特有の”自己表現欲”を受け止める誌面作り。
デザインも、言葉も、写真の空気感も、すべて「キブン」を最優先。
どの雑誌もターゲットも違うけれど、
共通していたのは
「感覚」を「戦略」に変える力が求められていたこと。
女性の感性は、感覚的に見えて、その背景には論理がある。
このことを編集の現場で、私は徹底的に鍛えられました。
◆学生時代から始まっていた「女性心理の通訳」
実は、思い返せば、私は学生時代から「女性心理の通訳」をしていました。笑
男友達から、「彼女にこんなこと言われたんだけど、どういう意味?」「女の子って何を考えてるの?」と、よく相談を受けていました。
当時はただの雑談だったけれど、
今思えば、「女性の気持ちを言葉にして伝える」ことを、自然にやっていたんですね。
その後、編集者になり、
毎月30人以上の読者モデルや一般女性にインタビューをする日々が続きました。
「なぜそれを好きだと思うのか?」「どんなときにそれを選びたくなるのか?」
細かく、掘り下げ、言葉にしていく。
それが、私の編集者としてのキャリアを支えてくれました。
◆女性に響くコンテンツは「特別な感性」ではなく「技術」で作れる
私は決して、感性豊かな天才型編集者ではありません。
むしろ、ごく普通の感覚を持つ一人の女性です。
「この服可愛いな〜」と思っても、
「なんとなく好き」だけでは企画は作れない。
だから、
✔ なぜこれが可愛いのか?
✔ どんな場面にぴったりなのか?
✔ どんな女性が好むのか?
それを徹底的に取材し、考え、言葉にしてきました。
つまり、
「女性に響く企画」は、センスではなく、聞く・知る・伝える技術で作れるものなんです。
この技術を、多くの人に伝えたくて、この本を作りました。
◆この本が届けたいもの
この本で目指しているのは、
女性の感性を「わかる」「伝えられる」に変えること。
これができるようになれば、
✔ マーケティングでは「女性に響く」商品やサービスが作れる
✔ 職場では「女性部下とのコミュニケーション」が円滑になる
✔ 家庭では「妻や娘とのすれ違い」が減る
✔ そして何より、「女性自身が自信を持って自分の感性を表現できる」ようになる
女性の市場はどんどん拡大しています。
でも、それを単なる「ターゲット」として見るのではなく、
女性の感性を理解し、リスペクトし、共に育てていく。
そんなビジネスとコミュニケーションのあり方を、この本を通じて提案したいのです。
◆「理論+実践」どちらもわかる、即使える一冊に

今回の本では、
雑誌時代に叩き込まれた女性誌ならではのノウハウも、たっぷり盛り込みました。
✔ 企画の立て方
✔ 女性の本音を引き出すインタビュー術
(夏木マリさんに取材したエピソードも書いています)
✔ キャッチコピーの付け方(リアルな気持ちを切り取る)
✔ 写真・ビジュアルディレクションのポイント
✔ 伝えたいメッセージを”感性で伝える”デザイン設計
✔ 女性に響く「体験」をどうストーリーにするか
女性誌の編集部のことや、現場での撮影のこと、取材中の裏側などもエピソード満載です。
◆男性にも、女性にも読んでほしい
男性は、察する文化よりも「言葉で伝えあう文化」にいます。
なので、女性の感性が「わかりにくい」と感じるのは、自然なことです。
女性の感覚的な一言の裏側にある気持ちを理解したくても、教えてくれなかったモヤモヤ感をこの本で解消できます。
そして女性は、自分たちだけが理解し合える感覚で終わらせず、
もっと堂々と論理的に語れるようになり、さらにビジネスの場でも、自分らしく輝けます。
この本は、
男性には「女性の感性を知るきっかけ」を、
女性には「感性をロジカルに伝える力」を
得られる一冊です。

◆最後に
私は、編集者として、ライターとして、コンテンツプロデューサーとして、
ずっと「人の思いを言葉にする」仕事をしてきました。
今までに取材してきた女性たちの思いや気持ちを代弁する気持ちで、
「女性の感性」を紐解き、それを言語化して、どのようにしたら女性に響く言葉やデザインができるかを具体的に解説しています。
✔ 女性に商品を売りたい
✔ 女性マーケットを理解したい
✔ 女性自身も自分の感性をロジカルに説明したい。
こんな方には、特におすすめです。
💡感性に見えて、論理がある。
💡共感に見えて、構造がある。
それが「女性に響く」本当の理由。
「女性に売りたい」「女性に届けたい」すべての人へ届きますように!
『女性に売れる言葉とデザイン』
応援していただけたら、とても嬉しいです!
2025年6月8日(日)発売です。アマゾンでは予約受付中。
▼リンクはこちらから
https://www.amazon.co.jp/dp/4866803258
女性の感性を、売れるビジネス戦略に。
言葉とデザインのコンテンツプロデューサー橋本夏子
https://www.toss-international.com/