
9月23日、私の念願の一つ、新しいチャレンジをスタートさせました!
今まではメディア日経クロスウーマンのVoicyをしていましたが、個人・橋本夏子のVoicyをスタートさせた記念日です。
「温度のある言葉」
音声メディアは、その人の思いや人柄が一番伝わる。
言葉の選び方や声のトーンに、日常や価値観が自然とにじみ出るから。
実は“自分の想いが本当に伝わる”のって、声の力が一番強いんじゃないかなと感じています。
2025年の「ラスト100日」に背中を押されるような気持ちで、ようやくスタートすることができました。
番組名は、少し長いですが想いを込めてこう名付けました。
→「女性誌編集長ひらめき術 女性に売れる言葉とデザイン 編集部ラジオ」
編集者としての「ひらめき」を、声で届ける
この番組は、女性誌編集長・コンテンツプロデューサーである私、橋本夏子が、長年の現場経験を通して感じてきた「言葉にすること」「伝えること」「心に届くものの作り方」を、音声という新しいかたちで発信していく場所です。
女性誌『Popteen』『NIKITA』『Ray』『SCawaii!』『ar』や、
Yahoo!グループのWebメディア『TRILL』などで編集長を務めてきた20年以上のキャリアの中で、1万人以上の女性たちを取材し、
モデル・タレント育成や、企業との商品タイアップ、書籍プロデュースなど、たくさんの「言葉」と「感性」に向き合ってきました。
初回のテーマは「数字よりしっくり感」
初回では、「女性がものを選ぶとき、何を重視しているのか?」、「数字より“しっくり感”が決め手。女性の購買行動と、気分で動く企画の作り方」というテーマでお話ししました。
男性は“スペック”や“ステータス”といった数字的価値を重視する一方、
女性は“しっくりくるかどうか”や“気分が上がるかどうか”、”自分がどう変化でくるかどうか”という感覚的な部分を優先する傾向があります。
これ、実際の編集現場でも本当に顕著に感じてきたことですね。
たとえば時計ひとつとっても、
男性誌では「30代で初めての1本」「50代で本物ステータス」など、
“人生の階段を上るためのアイテム”としての位置づけがされます。
一方、女性誌では「手元を見るたびに気分が整う」「気分を格上げしてくれる」など、“自分をアップデートする気分アイテム”として表現することが多い。
この違いを理解することで、企画の精度が一段と上がるし、
プロモーションや発信の切り口も、ぐっと“響くもの”に変わっていきます。
“ひらめき”を、言語化して、共有する
Voicyでは今後、こんな話をしていこうと思っています。
- 女性に響く言葉とデザインのコツ
- 男女で違う「受け取り方」「感覚」の違い
- 言葉の翻訳テクニック
- 編集者的“ひらめき”を企画に変えるまでの裏側
- 撮影現場の工夫、スタイリングの視点
- 書体や写真の“雰囲気”で変わる印象のつくり方
「女性に売れる言葉とデザインって、どうやって作られているの?」
そんな疑問に、少しでもヒントを届けられるような、
そして、日々の仕事やコミュニケーションにも役立つような内容を目指しています。
これもまた、「体験→言語化→発信」の一歩 発信してみることで、また次が見えてくる
正直、Voicyの初回収録は緊張しました(笑)。
でも話してみて、あらためて「言葉にすることで、自分自身の思考が整理される」ことを実感しました。
話すことは、書くこととまた少し違っていて、
自分の中の輪郭の曖昧な感覚を、音にして外に出す難しさと面白さがあります。
でもこれも、編集者としてずっとやってきた
“ひらめきを言語化して、現実に落とし込む”という作業のひとつなんだなと感じました。
Voicyを通して、
もっと自分の中の「体験」と「思考」と「感覚」を
リアルな声で届けていけたらと思います。
Voicy、よかったら聴いてみてくださいね。
番組名:「女性誌編集長ひらめき術 女性に売れる言葉とデザイン 編集部ラジオ」
初回はこちら ↓↓↓
https://voicy.jp/channel/821474/7109464
noteを読んでくださっているみなさんにも、
「言葉にすることで、何かが動き出す」その感覚を、
少しでもお届けできたら嬉しいです。
今日のこの文章もまた、
体験→言語化→発信の、その第一歩です。